中学生~スリーデーチャレンジ~
2007年 02月 12日
中学生の社会勉強の一環として行われる『スリーデーチャレンジ』
興味のある会社に3日間通い、仕事を体感すると言うものです。
当院でも、市内の中学校からの依頼を引き受けています。
そこで、☆アニマル・トラックス☆は、少し時間を頂いて、傷病野生動物救護についてお話をしました。
『野生動物には何がいるでしょう?』の問いに。
A君『タヌキ』
B君『キツネ』
(ふむふむ。さっき犬舎にいるのを見たのね。)
Cちゃん『……??犬??』
(おおっと。犬はペットだよ~。)
そうなんです。
いきなり、野生動物は?と問われても割と直ぐに答えられないもの。
意識して野外を見ていないものなんです。
Ciel『鳥だとなんだろう?』
Dちゃん『カラス?』
(うん。まぁ。カラスも野生動物だよね。)
ココから先は皆だんまり。
Ciel『スズメ・ハト・ツバメ…。結構いるでしょう?』
中学生『あぁ。そうか!』
案外中学生位が一番野生動物について知らないのかも知れません。
学ぶ機会も、野外で遊ぶ事も無いのでしょう。
でも、私としてはこの頃に野生動物・環境について知り、考える事(時間)は、決して無駄な事(時間)ではないと考えています。
むしろ、感受性の強いこの時期に自然について考える事は大切なのではないかな。
病院にいる動物の紹介、何故保護されたのかなど簡単にお話しました。
ファルコナーとして、ファルコンリーを傷病野生猛禽のリハビリ・飼育に役立てている事もお話しました。
皆、真剣に話を聞いてくれて私としても有意義な時間になりました。
今後も☆アニマル・トラックス☆としては、子供達に野生動物救護のお話をする機会を作っていけたらと考えています。
by w-a-tracks
| 2007-02-12 23:54
| 野生動物セミナー