ファルコナー(見習い)
2005年 04月 28日
ただいま保護している猛禽類は、フクロウ、チョウゲンボウ、オオタカです。
ノスリ、ハイタカ、ツミ、ハヤブサ、トビ、アオバズク、オオコノハズク等など、年間を通すと猛禽の保護件数も結構な数になります。
猛禽は他の鳥類に比べ、扱いには注意が必要です!
気を付けないと、自分ばかりか、鳥にも更に怪我やストレスを与えてしまします。
私もオオタカに握手され、慌てて破傷風のワクチンを打ちに行った事も…(^_^;)
怪我や体力が戻ったからといえ、野生界で狩りをしなければならない彼らを、ただリリースする事に躊躇を覚えたり…。
そんな時、傷病鳥獣のリハビリにも力を入れている、ファルコナー(鷹匠)『アトリエ・ファルコノイド』さんに、『猛禽のリハビリテイターを目指してみない?』と、お話を頂きました。
初めは【傷病鳥獣の保護≠鷹匠】だった考えも、諸外国でのファルコナーの活躍で野生ハヤブサ生息数が増加した事や、ファルコナーの知識、技術が、これからの猛禽リハビリ活動に、かなり役立てるのではと、話をしていくうちに…
まさに、願ったり叶ったりではないか!(^O^)←単純?
是非お願いします!と、言う事で、今年からお仲間入りさせて頂くことになりました。
そして、ファルコンリーを早く習得するために『チョウゲンボウ』を飼い、トレーニングしました。
名を『Iggy』といいます。写真の鳥です。
先シーズンには『STOOPER』のペルさんにお付き合い頂きまして、トレーニングをしました。
「どっちのトレーニングなの感」が、かなりありましたが(^。^;)、少しずつではありましたが、かなり勉強させて頂きました。
オフ・シーズンの今はパーチ(止まり木)、鳥小屋、キャスティングジャケットなどの道具作りを学んでいます。
『アトリエ・ファルコノイド・フード』の製作も、図々しいですが、勉強させていただくつもりです。
『猛禽類のリハビリテイター』への道は踏み出したばかりですが、皆様の沢山のご協力を得る事で、一歩一歩確実に進んで行こうと思っています。
by w-a-tracks
| 2005-04-28 22:15
| ファルコナー