野生動物が残していった面白エピソ-ドから、真面目な話まで、様々な足跡を綴りました。      本サイトの掲載写真は許可無く転載、複製等固くお断り致します。すべての写真に著作権を有しています。


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たま~ごまごまご

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この卵、誰のだか判りますか?
判る方、なかなかの野生動物通です。

答えは…
天気に邪魔をされ、リリースのタイミングを逃し続けている♀キジさんです。

こりゃ急いでリリースしなきゃ!
今週の日曜晴れてくれ~!
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by w-a-tracks | 2008-04-23 13:02

カルガモ

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両足麻痺で保護されて来たカルガモ。
3日目で既に段ボールハウスは半壊。
水と餌を一緒に食べるので、どうしても段ボールが濡れてしまうのです。
改造したケージに移動し、足のリハビリをしようと仰向けにした所、総排泄口(鳥は便&尿を一緒にするので肛門が一つ)が浮腫んでいました。
足が使えないから擦れて浮腫んだのかな…
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餌にかぶりつき、威嚇をするカルガモの姿に、近いリリースの期待しつつ帰りました。

翌日、冷たくなっているカルガモの姿が…

確かにストレスがあったかも知れないけど、死んでしまう程だったのか?

竜骨突起周りの筋肉を触ってもデッドゾーンにはなっていません。
気に掛かるのは餌の減りが悪かった、昨晩は便をしていなかったとの事

就業後、死因特定の為に解剖を行いました。
すると、肥大した直腸が目に飛び込んで来ました。大量の便が溜まっています。
調べた結果、腫瘍では無くいわゆる便秘。

餌は食べている振りだったようです。食べたいけど食べられなかったんだ…。

足の麻痺だけで無く、下半身も麻痺があり、腸が動かなかったのか…
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とにかく、今後同じようなケースでは、レントゲンで足、腹部のチェックと、触診、観察をし、投薬も検討しようと言う事になりました。

残念な結果になりましたが、カルガモの残していった足跡から(アニマルトラックス)次回の対策を練る事が出来ました。

この出会いを無駄にしない様に、カルガモの命を次に繋げる活動を続けて行こうと思います。
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by w-a-tracks | 2008-04-17 18:32 | リハビリ

ヒヨドリ リリース

前回保護したヒヨドリは、翌日にはすっかり元気を取り戻しました。
早速、リリースしようとダンボールハウスの蓋を開けると…
【動画 ヒヨドリ リリース 失敗編】

見ての通り、メロンを食べるのに夢中で全く飛んで行く気配なし…。(オイオイ)

仕方なく、リリースを午後に回し、それまではお腹一杯餌を食べさせる事にしました。
午後に再度チャレンジをすると、やはりしばらくは躊躇していましたが、
『仕方ないな~。飛んで行くとするか』
とでも言うように、ようやっと飛んで行きました。

≪ヒヨドリ≫
どこにでも見られる鳥です。 サイズ 【スズメ<ヒヨドリ<ハト】
全体的に灰色で、ほっぺは茶褐色で(田舎っぺ)何と無く親しみが持てます。
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by w-a-tracks | 2008-04-16 23:53 | リハビリ

大雨

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昨夜から台風の様な雨風。出勤時に家の前の川を覗いて見ると、いつも穏やかな流れが、水位の増加に伴い、激しい濁流となっていました。

『いつもいるカルガモなどの鴨達やハクセキレイはどこで雨宿りしてるんだろうな~?』そんな事を考えながら出勤。

こんな天気の日や翌日に野生動物が保護される事って多いのですよ。
寒さで衰弱して動けない所を…保護されて来ました。

鳥図鑑を片手に『ジョウビタキかな?それとも…』と、種類を特定する事に夢中な保護者さん。箱を覗くと元気なさそうな『ヒヨドリ』の姿が。
『あの…ヒヨドリですね』とお答えしても、まだ『いや、これは…』と、考え込まれているので、ヒヨドリのページを開き説明しようとするものの、話題は次に進んでいました。(早い~)
『庭でジッとしていた…』
一通り禀告を聞き、カルテを作り『元気になったらリリースしますね』と、お約束して預かりました。
『お願いします』と安心して帰って行く保護者さんを見送ると、早速、診察し、状態に合わせた飼育環境を作ります。

良かった。外傷は無いみたい。胸筋もしっかりついている。
でも、目が空ろだな。
サクッと一般状態をチェックし、小さめの段ボールに床材を敷き、ヒヨドリを入れて蓋をします。そしてペットヒーターの上に置き暖くして静かな環境の出来上がり。
薬を嘴に垂らすと『ゴクゴク』飲みました。たまたまあったカットメロンを中に入れ、しばらくそっとして置きます。

後ほど様子を見ると、嘴にメロンが付いているヒヨドリがこっちを見ました。
メロン食べてるね。ヨシヨシ。

ただ、飛ぼうと暴れる事はしません。怖いのかも知れませんが、ジーッとしています。

自ら飛ぶ日まで入院です。

さて、一昨日保護されて来たカルガモは、相変わらず食欲あり、餌変え時の攻撃も手加減無しです。

足は屈伸させると力が入りますが、意識的に動かす事が出来ないみたい。
リハビリとして、屈伸運動を続けて行きます。
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by w-a-tracks | 2008-04-08 18:15

カルガモとスズメ

春の動物病院は狂犬病ワクチン摂取やフィラリア・ノミダニ予防等々
休む暇も無く多忙な日々の始まりです。

野生動物救護の方も徐々に保護件数が増えて来ます。

早速、カルガモ&スズメが保護されて来ました。
カルガモは両足に力が入らず、自力で曲げられないので、力無く後ろに伸びている状態

一般状態はやや痩せている程度で『アママママッ』と噛んで来る元気あり。餌も直ぐに食べ始めました。

レントゲンでは骨折は無かったですが、後日念の為角度を変え再度撮影する予定です。

スズメは交通事故で瀕死の状態
(残念ながら、夜に息を引き取りました)

写真や経過は徐々にアップしていきます。

さて、また本腰入れて頑張りますか~!!
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by w-a-tracks | 2008-04-06 00:20

延期

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先週の日曜に予定していたキジ雌とキジバトのリリースは悪天候の為延期になりました。
また、折を見てリリースを目指します。

翌日は打って変わって良い天気♪
職場のニャンコ達も丸くなってお昼寝タイムです。
あ~間に入って私も寝たい…。

そんな事をポヘーっと考えていると、オナガが保護されてきました。(写真上)

『庭仕事をしていたら何度も肩に止まって来て、壁より向こうに飛んで行けないみたいなんです』

う…嫌な予感

一見、外傷も無く元気そう。少し羽が痛んでいるかな…

小部屋で放して見ると殆ど上に飛び上がれないみたい。

『ん!』
羽を広げて見ると、やっぱり!初列風切羽が途中で切られています。

あ~やっぱり『違法飼育』でしょう。
飛んで逃げていけないように羽を切り、ペットの様に飼っていたのですね。

これは、羽が生え変わるまでリリース出来ないです。保護中のオナガがいるのでしばらくしたら、一緒にしてみようかと考えています。
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by w-a-tracks | 2008-04-01 18:17