野生動物が残していった面白エピソ-ドから、真面目な話まで、様々な足跡を綴りました。      本サイトの掲載写真は許可無く転載、複製等固くお断り致します。すべての写真に著作権を有しています。


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<   2005年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

オオコノハズク

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オオコノハズク』が保護されて来ました。
保護飼育しているコノハズクの仲間です。

体の大きさは、見た目でコノハズクの3倍はありそうです。
体の大きさを比べれば、コノハズクとオオコノハズクの差は明らかです。

体重150g
以前、コノハズクの保護時の体重は110gあったので、体格差の割には体重に差がありません。

他に見分けるポイントとしては、
コノハズクは目が金色(黄色)
オオコノハズクはオレンジ色(赤色)です

更に、細かい部分で言うと、
コノハズクは指に毛(羽)が生えていません。
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オオコノハズクは指まで毛(羽)が生えています。

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駅のホームでうずくまっていたとの事で、建物に衝突したのか?
膨羽嗜眠。左目は少しは開くのですが、右目は開かず、左翼は骨折しています。

今日からお正月休みなので、自宅に持ち帰って世話をする事にしました。
(里親登録済みです)
とにかく、衰弱しているので無理に餌をやると落鳥してしまう恐れがあるので、
少しずつ、3時間おきにウズラ肉を小さく千切って食べさせます。
後は、保温です。
一緒に正月を迎えられる様頑張ります。
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by w-a-tracks | 2005-12-31 02:02 | リハビリ

カルガモ

今年は年末をのんびり過ごせるかな~と思っていた矢先に、
カルガモ』が保護されて来ました。
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『カルガモ』の雛は初夏に保護されて来る事があります。
今回は成鳥でした。

肉色(シシ)は悪くない(痩せてはいない)のですが、
それにしては全体的に羽に艶が無く、すすけている感じ。
水浴びをしていないのでしょう。

左翼の翼角辺りから骨折しているのか、初列風切羽が上に跳ね上がっています。
早速レントゲンを撮りました。
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右翼(上)…翼角辺りの間接の脱臼らしき跡がありますが、既に固まっています。
左翼(下)…尺骨の骨折がありますが、固まっています。

どうやら羽は大分前に傷めていたようです。
固まっている以上手術も出来ません。

上記の事から、保護して結構日数が経っているみたい…
恐らく、保護して可愛いものだから数日飼育するのだけど、
うまく行かず持ち込む…と言うパターンではないのかな。

その気持ちも判るけど、もっと早く連れて来てくれたら手術をし、
リリースの可能性もあったのに…残念です。


翌日からアヒルと一緒にしました。最初は警戒しあっていましたが、
今ではうまく付き合っているみたいです。
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アヒルには『米・ニワトリの餌』をやっているので一緒に食べると思いますが、
一応、カルガモには『殻つき粒餌(小鳥の餌)』を水に浸して置きました。

寒い冬を新しい仲間と乗り切ってくれる事を祈っています。
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by w-a-tracks | 2005-12-30 02:07 | リハビリ

聖夜の正しい過ごし方

聖夜12月25日を正しく過ごす為の準備は、2週間前から始まります。

後楽園のウィンズにて入場券を購入する事…

そうです。毎年恒例の『有馬記念』です。
今年は25日のクリスマス開催!
トナカイからサラブレッドに乗り換え、いざ出陣です。

今年は『ディープインパクト』が大注目されている為、入場券が前売りされ、
当日券は無いとの事。益々張り切っちゃいます。

ギャンブラーでは無いのですが(どちらかと言うとケチンボ)
馬は大好き。で、折角なら日本一の馬が見たい!と言う訳で、
『有馬記念』と『ダービー』など毎年春・冬1回ずつ見に行きます。

今回も「有馬成金になって、広大な土地を買って、鳥小屋を建てるのだ~!」
と鼻息荒く向かいました。

早朝、仲間と合流し武蔵野線の改札をくぐり、階段を上っている時…嫌な予感が…
「ああっ!!入場券忘れた!!!」

そうです、2週間前長蛇の列に2回も並んでゲットした入場券を家に忘れてきたのです。
「早速出たよ~(苦笑)」と背中越しにブーイングを受けつつ家に猛ダッシュ。

結局中山競馬場に入れたのは予定の時間を1時間以上過ぎてからでしたm(__)mゴメン

毎回こんな感じでいつもやらかします。
かつても、前日の新聞を見て馬券を購入したり、違う馬を買っていたり、
数年前には朝日新聞の1面に『やられた~』と、口をポカンと開けている間抜け面がドド~ンと載っていた事も…

気を取り直して、本日初レース。
予想した馬が先頭で走っていきます。
『行け~』と浮かれていると、
「あれ?騎手がいない??」
そうです。騎手が落馬し、馬は構わずスイスイ走っているではないか(0_0;)

その後のレースも泣かず飛ばず…
良いのよ。メインレースで取ればいいんだもん♪

メインレースは『パドック』で馬を見て、自分の目を信じて馬券を購入する事に決めていました。
人ごみの中結構良い場所を取れたので観察開始。
日本一のレースに出る馬達は一回り大きく美しい…
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やっぱり、ディープは外せないよね。

その後、馬券を購入し、馬場に出ると
『人・ヒト・Hito』
仲間達はゴール前に陣取っていたのですが、辿り付く事は不可能。
それどころか、弾き出されてしまいました。

2階に行っても、ジャンプしても、背伸びしても全く見えない…

泣く泣くパドックに戻り、まばらな人達と電光掲示板にて観戦(T_T)
折角競馬場まで来たのに…
う~ある意味強烈な『有馬記念』になりました。

案の定『ディープ&ハーツクライ』は買ってはいたのですが、
馬連単で買っていたので坊主でした。(初めて馬連単買ったのにぃ…やられた)

さて、地道に仕事して稼ごうっと。
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by w-a-tracks | 2005-12-28 00:29 | トラッキング

大切な事

「今年はどうだった?」
ちょっとした雑談中に先生に聞かれました。
「去年よりかはマシです」と、答える。

「鳥はやっているの?」

「はい。飛ばしています」

「楽しい?」

「はい!楽しいです」

「それが大事なんだ。
楽しくて夢中になれる趣味がある事が、何よりも幸せな事。
仕事もそう。金儲けに走るとそれだけしか見えなくなる。
自分のやりたい事がやれれば、それで十分なんだ。」

流石!先生の一言は重い。

先生は言葉通り、決して金儲けには走りません。
(傷病野生鳥獣を積極的に受け入れている事もその一つ)
多趣味です(若い!!)
そして、友人や仲間が多いです。皆、人柄に惹かれて集まってくるという感じがします。

Iggyのトレーニングはリハビリテイターとしての仕事の一環ではありますが、
それだけでは無いと言い切れます。
据えている時も、飛ばしている時も、眺めている時も、とても大切な楽しい時間。

それに仕事だって、大好きな動物に囲まれて、希望の傷病野生鳥獣の飼育管理・リハビリもやらせて頂いて大充実です。
他の趣味もあり、友達もいて、家族も健康で…

去年よりかマシどころか、大充実ではないか!

ついつい、無いものねだりしてしまいがちですが、
よくよく考えると、今はとても幸せな時なのかも知れません。

『野生動物の保護』を仕事にしたい!と思っていても
『仕事=金』にならない…と諦めてしまう方も少なくないと感じます。

自分の人生において何が大切か。
案外、自分が望めば道は開けるものです。
協力者や仲間も付いてきます。

今の仕事の前は会社員をしていた私が言うのですから、間違いありません。
事を始めるのに早いも遅いもない。



さて、来年をもっと充実させる為に、もう一歩踏み出してみようかな。
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by w-a-tracks | 2005-12-20 00:23 | 想う事

コノハズクの家

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右目も完全ではないが大分良くなり、自分で餌も食べれるようになったズク。

ダンボールハウス生活から、ケージ生活への切り替えの時期です。

巷では耐震強度問題云々…騒がれていますが、そこの所もしっかり考慮して(^^;)
木で作るか…網はどうしようか…大きさは……
など、色々試行錯誤し、本やミクシィでフクロウの飼育をされている方々のケージを参考にして、今日一気に作りました。

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素材はダンボール。観音開きの扉が付いているので、防寒・防音対策はバッチリ。

ちゃんと『隠れ家』も用意しました。

右側のネット部分の下から床材交換、給餌が出来るようにして、重石変わりに『鳩の餌』入りパックを置きました。

場所は、エアコンの真下に決定!
温風が直に来るのでこの部屋の中で一番暖かい最高な場所なのです。
人の目線より高い位置なので、ストレスの緩和も考慮しています。

(野生動物の飼育方法として)
☆目線より高い位置に置く事でストレス(飼育・人間)の緩和が出来ます。
人を見下ろす事で気が大きくなる為で、気の小さい動物やリリース間近の動物はこの方法を取ります。

☆目線より低い位置に置く事で、気の強い動物を割りとコントロール出来るようになります。
見下されていると気が小さくなる為。気の強い動物や、長期飼育の時はこの方法を取る事があります。

極力ストレスを少なくする為、目線より高くなるようにケージを置いたり、目線より低くなるように接したりしています。

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経費削減の為、全て職場にあったモノをかき集め、創作費「¥0」です。
見栄えも(割りと)良く、大満足の力作完成!!

当のズクは「ヒョオォ~」と細長くなり、困惑気味なご様子…(^^;)
早く、馴れてくれれば良いな~。
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by w-a-tracks | 2005-12-14 23:46 | ファルコナー

親離れ

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左足の骨折で保護されてきた『ドバト(幼鳥)』は、見た目は産毛も無く、
若鳥らしい風貌で自立しているように見せかけて、実はまだ自分で餌を食べる事が出来ませんでした。

保護された日から『ピーピー』と、似つかわしくない可愛い声で鳴いて餌をねだり、
他の鳥達の餌の準備をしていると、まとわり付いて来ます。

「う~~可愛い!」

鳩の強制給餌は、左手で嘴を開いて右手で摘んでいる鳩の餌を口に入れます。
馴れるまでは口を開くのが大変なんですが、この鳩は自分から
『カッパー』と大口を開けて待っています(^^;)

「これまた可愛い!!」

今日もまた、箱から出すと私にまとわり付く…「ん?まとわり付かない??」

まぁ、いいか。餌の準備を済ませ呼ぶと走ってく…「あれ?走ってこない?」

しょうがないので捕まえて餌を食べさせようとすると…『パッパーン!』

ハトパンチを食らいました(ーー;)

そ嚢を触ると鳩の餌が入っている。

一晩で餌を食べられる様になり、その瞬間親離れも済ませたご様子。

保護時はハコウ(足を上げる行為)があったものの、
今では左足を付いて歩けるようになったので、もう少し回復すれば、
これでいつでも安心してリリース出来ます。

でも、成長が嬉しいものの、寂しさも。
反抗期の子供を持つ親の心境がシミジミ解りました。
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by w-a-tracks | 2005-12-14 00:58 | リハビリ

寒い朝

~1週間前~
外のぎんちゃんや鳥達の水入れの水が、薄っすらと凍り始めました。
ついにこの季節が来たか…

~今朝~
外の水道が凍りつき、水が出なくなりました。
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うっ。とうとう来たか…。
今日から一人バケツリレー状態で、鳥舎に水を運びます。

何だか、みんな寒そう。
『プールにも氷張り始めたよ』
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『おしくらまんじゅう…』
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『足が冷たいね~アオサギさん、アマサギさん』
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そんな中…
一人暖かそうな子が発見!
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ホクホク。
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丸々。
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by w-a-tracks | 2005-12-12 23:39 | リハビリ

キジバト経過報告

胸部の裂傷治療中のキジバトさん
順調に回復しています。
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先日フショ(脚)を骨折したドバト(幼鳥)が保護されて来ました。

大先生がまず、綿棒(木製)をフショの長さに切ったものを2つ作り、
棒・足・棒になるように挟み、コットンで巻きました。
最後にテープで巻いて固定。
これで、簡単ギブスの出来上がり♪

小鳥は、骨折オペを施す事がまず不可能です。
ただ、体重が軽い為この程度の処置で大体骨は付きます。

このドバトはまだ自力で餌が食べれないらしく(教育を受けていなかったのか)
突っつくマネはするのですが、口に入れる事をしません。

なので、強制給餌をしています。

一度、強制給餌をした所、次の日には、私にまとわり付いて餌をせがみます。
しかも、『くあ~』と大口を開けて…(^^;)

お陰で、難なく給餌が出来て良いのですが、その様子はなかなか愛くるしいです。
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by w-a-tracks | 2005-12-10 00:06 | リハビリ

カルガモ団体様

今日は趣味のバスケの日。
夜6時から市民体育館でやっています。

…んが、なんだかんだで体育館に着いたのは7時(^^;)

駐車場からテクテク体育館へ歩いていると『キィキィ…』と羽音が空から聞こえてきました。
夜空を見上げると『カルガモ』のツガイです。

『どこ行くんだろ~』と目で追っていくと、体育館前の芝生広場に降り立ちました。
良く見ると、既に5~6羽が居ます。

へぇ~ここが寝床なんだ!川のホトリ辺りで寝ているのかと思ってた。

即座に私の『アニマル・トラッキング魂』に火が付き、
携帯片手にソロリソロリ近づくと、新たに頭上を10羽の大群が飛んで来ました。
でも、私が邪魔らしく、降り立ちません。

「ゴメン…でも…」

っと更に近づくと、座り込んでいたカルガモ達がムクッと立ち上がって警戒しています。
そして、また頭上にさっきのカルガモの大群が「早くいなくなれ~」と、飛んでいます。

でも、ココであきらめるわけにはいきません。
数歩近づくと、とうとう芝生にいたカルガモ達が飛んで行ってしまいました。

数枚写真を撮ったのですが、真っ黒。
収穫も無く、ただの嫌がらせ人間になってしまいました。
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by w-a-tracks | 2005-12-05 00:08 | トラッキング

再チャレンジ

先日骨折手術を行ってリハビリ中のトビ。
食欲旺盛、傷も良好。

早速テイルケース(尾羽を保護するケース)を作り装着しました。
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と、ここまでは順調だったのですが‥‥

ダンボールハウス内で暴れた時、羽根を引っ掛けたのか、
手術した部位がまた開口骨折してしまいました。

あ~ショック。

今日再手術を行いました。

先生が図にして説明してくださいました。

紫色が前回の骨折部位。下2本のボルトで付いていました。
緑色が今回の骨折部位。上のボルトは取れかかっていました。

上のボルトに負荷が掛かり折れてしまったとの説明です。

開口部の皮膚は壊死している部分もありました。

手術方法を検討した結果、
今回はピンを刺し、数箇所(多めに)ワイヤーで固定しました。

壊死していた皮膚は寄せるには足りない部分があり、『人工皮膚』を貼りました。
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貴重な時間を再骨折手術に費やして頂いた上に、貴重な人工皮膚まで付けてもらって。
本当にありがたいです。

骨が付くまではと、狭いダンボールに入れているのですが、
中でどうしても動いてしまい、羽根が引っかかってしまうようです。

ストゥーパーのペルさんに相談した所、だったら、パーチに繋いだ方が良いのかもとの事。

早速『ボーパーチ』(手前)を借りて加工しました。
(奥はフクロウに使っていたパーチです)
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まだ、どちらでいくかは検討中。
トビのコンディション次第です。
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by w-a-tracks | 2005-12-01 02:11 | リハビリ