野生動物が残していった面白エピソ-ドから、真面目な話まで、様々な足跡を綴りました。      本サイトの掲載写真は許可無く転載、複製等固くお断り致します。すべての写真に著作権を有しています。


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<   2005年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

プレリードッグ

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久々にプレリードッグが保護されて来ました。
一時期は3頭程いたのですが、みんな里親さんに引き取られて行きました。

ちなみに現在、プレリードッグは輸入禁止になっています。

この子は、鼻の頭を撫でると、気持ち良さそうに目をつぶり、ウットリして固まります。
人に馴れているので、どうやら飼われていたみたいです。

脱走したか捨てられてしまったのか…分からないですが、当分仲間として生活する事になりそうです。
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by w-a-tracks | 2005-06-28 12:57 | トラッキング

ツバメ

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この間、まだポワポワ綿毛が残っていた『ツバメ』も、こんなに立派になりました。
すり餌に浸したミルワームも自力で食べています。
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保護されてきた時、めくり上がりヨレヨレだった右翼は、すぐに初列、次列全ての風切羽が抜け落ちてしまいました。
保護されるまでの2~3日間、まともな食餌が獲れなかった為の『栄養素不足』からではないかと思います。
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現在は、6~7割伸びて来ました。
まだ飛ぶ事は出来ないけれど、羽ばたきトレーニングに精を出す今日この頃です。
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by w-a-tracks | 2005-06-23 00:08 | リハビリ

ハクビシン

下半身麻痺のハクビシンの幼獣が保護されて来て、かなりの期間が経ちました。

やはり、下半身の感覚がない為、脚、尾を自分で食べてしまったり、便が出にくいようで脱肛になり、食欲廃絶になる事もしばしば。

このままだと、脚や尾が腐ってくる可能性も高まり…
本日、意を決して『断脚、断尾、脱肛手術』を行いました。
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尾は根元から、脚は関節から切り落とし、肛門も縫合しました。
見た目は痛々しいですが、『生きていく』を最前提にした結果です。

患部が完治するまで『ネッカー』を付けての生活です。
この、術後の管理が大変なんです。
多分、ガジガジ噛んだり、取っちゃったりするんだろうな。

今日は頑張ったから、明日は大好きなリンゴをあげるからね!

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by w-a-tracks | 2005-06-22 20:32 | リハビリ

完全装備

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梅雨らしからぬ梅雨。毎日暑いですね~
例年より少し早いですが、梅雨明けを待たず今日からたまらず『暑さ・日焼け対策装備』スタートです。

いつものゴム手袋、防水エプロン、長靴、右手にデッキブラシ、左手にバケツ姿に(充分怪しい…)帽子、タオルを追加です。

どう見ても暑苦しい、知り合いに見られたくないファッションです。(T_T)
実際、仕事を始めると全身汗だく。1日2~3回着替えます。

でも、これでないと夏は越せません…

そう思えば、実習先でもツナギ姿だったり、胴長(腰まである長靴)姿だったり、したっけな。

仕事でスーツを着る…なんて有り得ないけど、お日様の下で体を動かして汗をかくのは結構気持ち良かったりして。

さて、明日も頑張ろう!
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by w-a-tracks | 2005-06-21 23:42 | リハビリ

鷹匠道具

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前回「コーピイング」をした際、使用した『キャスティング・ジャケット』など、様々な鷹匠道具があります。

『キャスティング・ジャケット』は元々、脚環やジェスなどを付ける際、使用されていた物ですが、私は体重を量ったり、給餌をしたりと、とても重宝しています。
今までは、猛禽類が保護されてくると、タオルで包んで一人は保定、一人は治療などの作業をし、手間も、人手もかかっていました。
油断すると、タオルから抜け出したり、脚を出して掴んできたり、結構危険も伴っていたりして神経をすり減らしていたよな~。
ちなみに、写真の『キャスティング・ジャケット』は作り方を教わりながら私が作りました。

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『フード』
鳥は目隠しをすると、大人しくなります。手術や治療の際に被せると作業はグンと、はかどり易くなります。(本当に大助かりの必需品です!)
小型のツミから中型のノスリまで、雌雄によって色々なサイズがありますが、職場にはツミサイズ、オオタカサイズ、ノスリサイズがあり、使い分けています。

ちなみに、この羽飾りフードはアトリエ・ファルコノイドの杉崎さんに頂いたものです。
(もったいなくて使っていません。お部屋に飾っています。)
杉崎さんの作る『フード』は、緻密かつ精巧、そして、実用性もバッチリ!正に芸術品です。
世界的にも注目を浴びています。

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『エガケ(革手袋)』
(汚くてすみませんっ)これがないと、お話になりませんね。(^^;)
以前は手首までしかない、薄い革手袋をしていたので、腕を掴まれる事も…
この『エガケ』はSTOOPERのペルさんが日本の昔ながらの『エガケ』と海外のファルコナーが使用している『グローブ』を融合させたオリジナルデザインで、鹿皮で出来ている為、動きやすく丈夫、更に脱着もしやすいです。
これで、安心して鳥を掴んだり、保定したり出来る様になりました。

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『ルアー』
擬似獲物?とでも言うのでしょうか。高麗キジなどの羽を使って作ってあります。
紐の付いたルアーに餌を付け、クルクル振り回したり、高く上げたりして、鳥に追わせて狩りのトレーニングをさせる為に使用します。
風に吹かれるとクルクル回り、まるで鳥が飛んでいるように見えるのです。
猛禽類の様に狩りをする鳥は、ここまでやってようやく放鳥する事が出来るのです。(ここまで持ってくるのは、なかなか難しいですけどね)

『☆アニマル・トラックス☆』では、傷病鳥獣保護機関、傷病鳥獣保護指定病院に『キャスティング・ジャケット』と『フード』を無料配布しています。
詳しくは『☆アニマル・トラックス☆』のHPまで。


『アトリエ・ファルコノイド』
http://www7.ocn.ne.jp/~falconoi/

『STOOPER』
http://www.falco-net.join-us.jp/

『☆アニマル・トラックス☆』
http://www.a-tracks.jp/
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by w-a-tracks | 2005-06-13 21:01 | ファルコナー

coping(コーピイング)

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ベッピンさんの『Iggy』(チョウゲンボウ)の嘴が伸び放題でひび割れ、『アリクイ』の様なお顔になってます。食餌も取りにくそう。

『STOOPERのペルさん』にコーピングをしていただきました。
爪きりならぬ、嘴きりです。

キャスティングジャケットに包む (これで一人でも作業が可能)
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接着剤を嘴に塗る (これ以上割れない様に)
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ペンチで伸びている部分を切る (切り過ぎに注意)
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ヤスリで形を整える (特に尖がらせなくても、食餌を取るうちに尖がって来ます)
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使用後 (ふ~お二人さん、お疲れ様)
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う~んまた『プリチ~Iggy』に戻ったね♪
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by w-a-tracks | 2005-06-12 01:35 | ファルコナー

猛禽ベイベー

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先日、ただ今【猛禽雛ラッシュ】と聞き、『猛禽屋』さんに行ってきました。

『猛禽屋』さんは、広大な敷地の中で、猛禽と名のつく鳥は全ているのではないか!っと思う程、世界各地のあらゆる種類の猛禽が展示されているショップです。こちらでは、繁殖もしています。
ちなみに『Iggy』もこちらから来ました。

店長の藤田さんにお昼をごちそうになり、お店に入るや否や早速『給餌』の時間です。

オオタカ、ハヤブサ、ワシミミズク…いるいる!皆、成鳥の勇ましい姿が想像つかない程小さく、丸く、ぽあぽあで可愛い~♪

見とれているうちに、店長の藤田さんは事細かく説明をしながら、手際良く『給餌』を進めていきます。

体重、栄養、温度、量など、経験から割り出した『給餌方法』を教えていただいただけでなく、保温器内の卵を用いて『有性卵・無性卵の見分け方』『自力で出て来れない雛の卵の割り方』など、更には、ハリスホーク、ワシミミズクの給餌までやらせて頂きました。

私はまだ猛禽の雛を飼育した事はないのですが、この貴重な経験は全ての動物の飼育に活かせるものです。
藤田さんの懐の深さに大感動しつつ、本当に大充実な一日になりました。ありがとうございました。
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by w-a-tracks | 2005-06-10 22:51 | ファルコナー

和田勉

ツバメの雛です。
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雛ってどうして皆『和田勉』なんでしょう(^^;)
ポワポワ綿毛が残っていて、みすぼら…いやいや、可愛い!

とうとう今日から、今シーズン初の『代理ママ』になりました。
そして、明日はお休みの為、早速お持ち帰りしてきました。

以前から雛の相談は受けていたのですが、何とか巣に戻すなり、元の場所に戻してもらっていました。
この『つばめ』を保護した方も、巣に戻そうと試みたがうまくいかず、巣から落ちてから数日たち、元気がなくなってきた為、持ち込まれたそうです。
手を尽くし、やれるだけの事をした…それでは、こちらで保護しましょうと。

ただ、リリースするまで育てるのはそんなに難しい事ではないけど、野生復帰後自分で餌を取れるのか疑問です。
飛びながら餌を獲るツバメなどは、親からその術を学びます。私はそこまで教えられないのです。
そこのところを了解していただきました。

これを皮切りに、ドシドシ雛がやって来るような予感。
私の少ない貴重な休日は、一日餌やりに追われるのでしょう。
まぁ、それも楽しみの一つなのですけどね。
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by w-a-tracks | 2005-06-02 21:52 | リハビリ