野生動物が残していった面白エピソ-ドから、真面目な話まで、様々な足跡を綴りました。      本サイトの掲載写真は許可無く転載、複製等固くお断り致します。すべての写真に著作権を有しています。


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カテゴリ:リハビリ( 157 )

驚きの展開


突然現れたキジ♂に驚くキジ♀と私達。

2羽は惹かれあうように近づき、見つめ合い、同じ方向へ歩き出します。
そして、立ち止まったかと思うと、キジ♂は求愛ダンスを踊り出し…。

まさかっ!

予感的中!!
ナント、2羽は私達の見ている前で、交配をしたのです!
リリースから十数分、キジ♂出会って数分しか立っていないのに…何とも羨ましい??

私達は大興奮しながら、『ようやく有精卵産めるね』と喜び合い、その場を立ち去ろうとすると…
違うキジ♀②が2羽の前に現れました。

『一体ドウナルノ???』

3羽の様子をもうしばらく見ていると、キジ♂は新しく来たキジ♀②の方へ歩き出しました。
ええ~!二股??

しかし、新しく来たキジ♀②は、キジ♂をスルーして、キジ♀①の方へ歩き出し、結局3羽で同じ方向に歩き出しました。

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いや~。過去10年間様々な野生動物のリリースに立ち会ってきましたが、こんなドラマティックな展開は初めてです。
残念な事に、デジカメのメモリーの容量が無く、決定的写真&動画が取れなかったのが痛い。

雛で保護していたキジなので、リリース後野生界で生きていけるのか心配していましたが、
このフィールドは仲間も多く生息している事が判り、、餌の心配も解消されました。
元気に可愛い雛を産んで、伸び伸びと生きてくれる事を祈ります。
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by w-a-tracks | 2008-06-26 00:54 | リハビリ

ドキュメンタリー

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幼少の頃、欠かさず見ていた『わくわく動物ランド』

野生動物の生態を判りやすく且つ、迫力の映像を通して知る事が出来ました。
カメラの前で狩りをするライオン、衰弱し死んで行く幼獣…。
ドキュメント・ノンフィクションのインパクトは大で、恐らくこの番組の影響で、この道に進んだのかも知れません。

今回のキジ♀のリリースは、そんな事を思い出させる、強烈な出来事が起きました。


昨年の秋、雛で保護されて来たキジ♀はすっかり大人になり、リリース数週間前からポコポコ卵を産み始めました。その数14個。
残念ながらすべて無性卵。

折角、繁殖可能な状態ですから、早々にリリースしなきゃ~!っと、毎日お日様と睨めっこをしていました。


そして、5月の中旬。リリースDay決定!

イギーのトレーニングフィールドでもあるとある場所。トレーニング中にキジと出会うこともあり、リリースするならココ!と決めていました。

そして、バリケンの扉を開くと…

慌てふためきながら飛んで一つ向こうの畑に降り立ちました。

しばらく見ていると…なんとキジ♂が現れ、キジ♀の方へ歩いて行きます。

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☆大興奮の続きは次回お送りします☆
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by w-a-tracks | 2008-06-25 01:20 | リハビリ

お久しぶりです!

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最近、公私共に忙しく、ネットでの活動に手を出せないでいましたが、ようやく落ち着いてきたので、ソロソロ再始動です。
いつものごとく、マイペースで。

ココ数ヶ月は、野生動物保護・リリースなどのケースが増えてきました。
やはり多いのは『誤認保護』
これは、時間を掛けてジックリ啓発活動をするしかないですね。

一個一個のエピソードはまたアップします。
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by w-a-tracks | 2008-06-23 23:13 | リハビリ

カルガモ

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両足麻痺で保護されて来たカルガモ。
3日目で既に段ボールハウスは半壊。
水と餌を一緒に食べるので、どうしても段ボールが濡れてしまうのです。
改造したケージに移動し、足のリハビリをしようと仰向けにした所、総排泄口(鳥は便&尿を一緒にするので肛門が一つ)が浮腫んでいました。
足が使えないから擦れて浮腫んだのかな…
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餌にかぶりつき、威嚇をするカルガモの姿に、近いリリースの期待しつつ帰りました。

翌日、冷たくなっているカルガモの姿が…

確かにストレスがあったかも知れないけど、死んでしまう程だったのか?

竜骨突起周りの筋肉を触ってもデッドゾーンにはなっていません。
気に掛かるのは餌の減りが悪かった、昨晩は便をしていなかったとの事

就業後、死因特定の為に解剖を行いました。
すると、肥大した直腸が目に飛び込んで来ました。大量の便が溜まっています。
調べた結果、腫瘍では無くいわゆる便秘。

餌は食べている振りだったようです。食べたいけど食べられなかったんだ…。

足の麻痺だけで無く、下半身も麻痺があり、腸が動かなかったのか…
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とにかく、今後同じようなケースでは、レントゲンで足、腹部のチェックと、触診、観察をし、投薬も検討しようと言う事になりました。

残念な結果になりましたが、カルガモの残していった足跡から(アニマルトラックス)次回の対策を練る事が出来ました。

この出会いを無駄にしない様に、カルガモの命を次に繋げる活動を続けて行こうと思います。
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by w-a-tracks | 2008-04-17 18:32 | リハビリ

ヒヨドリ リリース

前回保護したヒヨドリは、翌日にはすっかり元気を取り戻しました。
早速、リリースしようとダンボールハウスの蓋を開けると…
【動画 ヒヨドリ リリース 失敗編】

見ての通り、メロンを食べるのに夢中で全く飛んで行く気配なし…。(オイオイ)

仕方なく、リリースを午後に回し、それまではお腹一杯餌を食べさせる事にしました。
午後に再度チャレンジをすると、やはりしばらくは躊躇していましたが、
『仕方ないな~。飛んで行くとするか』
とでも言うように、ようやっと飛んで行きました。

≪ヒヨドリ≫
どこにでも見られる鳥です。 サイズ 【スズメ<ヒヨドリ<ハト】
全体的に灰色で、ほっぺは茶褐色で(田舎っぺ)何と無く親しみが持てます。
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by w-a-tracks | 2008-04-16 23:53 | リハビリ

準備

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昨日は正に春の嵐と言うのでしょうか…雷雨により2回も停電。
更に、地面一面が白くなる程のヒョウ。
寒かった~。
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うって変わって、今日は快晴!
職場の桜の蕾も猛然と開花を始めました!
野生動物達も自然復帰に備えて、部屋&ケージ移動です。

今年初のリリースを目指すキジ雌とキジバト。
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キジ雌は、床に餌をばらまき、山羊のユキちゃんから拝借したワラを上から敷き詰め、『採食訓練』です。4月から正社員になるAちゃんを正式に野生動物担当に任命(私が勝手に任命したのですが…)お手伝いしてもらいます。
【動画① 餌を床にばら撒く】

【動画② 餌の上に藁を敷き詰める】

キジは野生化で、地面に落ちている穀物などを歩きながら探して食べているのです。

初日…雛から保護されて来たキジ雌は初めてのワラに戸惑い、段ボールの上からなかなか降りてきません。

2日目…お腹が空いたのかオッカナビックリ降りてきました。
でも、いつも餌入れから食べていたので『餌はどこかえ?』と『ツィッツィッ』と恨めしそうにこちらを見ながら鳴きます。

3日目…どうにかワラの隙間に落ちている餌をついばみ始めました。やれやれ。

キジバトは野外の鳥舎にお引っ越し。
日中はケージから出して飛翔訓練です。

30日が今日の様に快晴ならリリースです!長かった春…はなかなか報われませんが、こねの2羽は報われるかな~?
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by w-a-tracks | 2008-03-26 18:17 | リハビリ

もうすぐ春ですね~

日に日にポカポカしてきましたね。

ただ今保護飼育中の野生動物達の中でも、春の到来を心待ちにしている動物達がいます。

【キジ♀】
昨年雛で保護されて来て、今ではすっかり立派な♀キジになりました。
冬季は猟期でもあったので、リリースを見送っていましたが、春分の日が過ぎた頃にリリース予定です。

【ゴイサギ(ホシゴイ)】
ゴイサギも同じく、猟期ということもありリリースを見送っていましたが、採餌訓練後リリース予定です。

【オオルリ(4羽)】
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違法飼育されていたオオルリ4羽。
初めてのオオルリの飼育でしたので、画家の『赤勘兵衛先生』に飼育方法を指導して頂いてどうにか春を迎えられそうです。
始めは中々餌を食べてくれなくてヒヤヒヤしていましたが、今や4羽とも食欲旺盛で元気です。
先日、良いお天気でしたので日光浴させました。
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【ヒヨドリ】
昨年誤認保護で保護されて来たヒヨドリ。
止まり木から落ちた時に翼を骨折、足も痛めたと持ち込まれたのですが、全体的に小さいし羽の艶もないので、聞いてみると1ヶ月ミルワームのみで飼育されていたとの事で発育不全の状態でした。

保護されていた方は悪意は無く、野生動物を飼育してはいけない事を知らなかったとの事で、『ペットショップに相談したら飼育方法を教えてくれたので育てていた』とおっしゃっていました。

『相談する場所も判らなかった』
『もっと早く連れて来れば良かった』と、しきりに後悔されていましたが、それは我々野生動物保護に関わる者や市・県の啓発活動が行き届いていない証拠です。
私もまだまだ頑張らねば!

そんなヒヨドリも立派になり、今や骨折も完治し飛ぶ事もできる様になりました。
保護された方と一緒にリリースしようと考えています。

【チョウゲンボウ♀】
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上腕骨骨折オペを経て、いまは換羽を待っている所です。
ただ、見ての通り右翼が下がっています。
リハビリ前にレントゲンを撮る必要がありますね…。

そんな訳で、天気と相談して徐々にリリース・リハビリをして行きます。
リリースは野生動物救護活動の中での苦労が報われる感動の瞬間です。
そんな感動のリリースに立ち合いたい!という方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。

☆お知らせ☆
最近めっきり滞っているHPを近々リニューアルします。
その際ドメイン変更させて頂く事になりますので、お手数ですが再度ご登録お願いします。
また、ブログを通してお知らせしますね~。お楽しみに。
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by w-a-tracks | 2008-03-14 03:08 | リハビリ

春一番が運んできた鳥

先週の土・日曜は『春一番』が全国を吹き荒れましたね。
電車は止まるし、土ぼこりで前が見えないし、『春一番』…ってこんなに激しかったっけ?
台風か!?って思うほど。土曜なんてヒョウが降ったし。

そんな春の嵐が一羽の鳥を運んできました。
月曜の早朝、道の中央で動けない所を保護されて来ました。
強風&寒さですっかり疲れきった様子。

初めて見る鳥。後姿はスズメ。
でも、顔は何か違う。
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『アオジ』です。
青と言うより、黄・茶色で嘴が少し太め。スズメより若干大きいかな。
フショに多少怪我がありましたが、治療するほどでは無いので、エキスペを飲ませ半日安静に。
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午後に様子を見てみると、良い便を何箇所にもしていて、目もパッチリ開き、鳴く余裕も現れ、部屋を飛び回る元気も出ました。
便検査も問題なし。

良し!風も止んだし、これならリリース可だ!
早速リリースしました。

少し戸惑ったのか始めは近くに降りてしまいましたが、直ぐに飛んで行きました。
アニマルレスキューは保護~リリースの期間をいかに短くするかがカギです。
その為に、怪我・病気の状態を見極める事が重要ですがね。
今回は理想のレスキューが出来ました。いつもこうなら良いのにな~。

【リリースの様子 動画】

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by w-a-tracks | 2008-02-27 02:53 | リハビリ

エナガ

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黒くて小さな嘴
ふわふわの羽毛
丸くて小さな体
スッと伸びた尾

エナガの保護は初めてで、愛くるしい姿にスタッフ一同ウットリ。

エナガは群れで生活して、枝に串団子の様に寄り添って眠ったり、仲間の雛を育てるヘルパーさんがいる仲間意識の強い鳥です。
体だけだと日本で最小の鳥だとBIRDERでお馴染みの赤勘兵衛先生がおっしゃっていました。

この子は道に落ちていたそうです。今日は強風でしたので飛ばされてしまったのかな?と、保護された方が言っていました。

相当衰弱している様で、『膨羽嗜眠』…とても嫌な状態。
今日はブドウ糖を口に含ませ、暖かいダンボールハウスで安静です。
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by w-a-tracks | 2008-02-13 23:48 | リハビリ

キジバトのリリース

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続きまして、骨折で保護されていたキジバトもリリースをしました。
写真では、捕獲時にちょっと羽が乱れて、トサカが生えているように見えますが、立派なキジバトです。

天気の良い日を選んでリリースです。【動画】


元気で!
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by w-a-tracks | 2007-11-10 01:25 | リハビリ