写真展
2005年 05月 22日
5/20~5/26まで、JR有楽町駅すぐの「富士フォトサロン」にて写真家海川稔氏の「見沼田んぼとその周辺 野鳥の詩」が開催されています。
早速行ってきました。
ちなみに、海川さんとは、ハヤブサのトレーニングでご一緒させて頂だき、しかも「Iggy」の飛翔姿まで撮っていただいたりして、お世話になりました。
両翼の初列風切羽を継いだばかりで、今までに無い位良い飛びをした所を「パシャリ」と。
やっぱり、プロが撮ると更にカッコ良くなるな~と感心してしまいました。
話が逸れてしまいましたが、「見沼田んぼ」は埼玉県の大宮~川口付近なんですが、副都心計画により、あちこち開発工事が行なわれています。
そんな所でも、オオタカからコアジサシまで、様々な鳥類が生息、渡りでやって来るそうです。
ただ、建築物に営巣をするチョウゲンボウや、工事現場にコロニーを作るコアジサシなど、感慨深くなる作品もありました。
私の一番のお気に入り作品は【コアジサシ家族】
左の母鳥の胸の下で直射日光避けて子鳥が涼んでいたが、右の父鳥が餌の魚を獲って戻ってきたのを見るや否や、思わず飛び出してしまった…というスリーショット。
以前、行徳野鳥観察舎で実習をしていた時、「絶滅危惧種コアジサシのコロニーの調査」に同行した事があります。
真夏の海岸にて、ギラギラ太陽の下、海水浴をする人々を横目に、横一列に3メートル間隔で並びジグザグ歩いて、卵、雛をカウントし、雛には脚環を付ける…という作業。いや~ハードだったぁ。
またもや話が逸れてしまいましたが、そんな経験もあり「コアジサシ」は私の中でかなり好きな鳥でもあります。雛がまたポワポワのホアホアで超可愛い!!
身近で繁殖している事も知り、嬉しく思いました。
やっぱり、自然や風景の写真も良いですが、動物(生き物)の写真は「ぬくもり」を感じる事が出来るので好きですね。
海川さんはとても親しみやすい方で、各作品のエピソードなど丁寧にお話して頂いて、有意義なひと時を過ごせました。
皆様もお時間があれば是非行ってみて下さい。
ちなみに、次の作品展の計画もあるとの事、楽しみにしています。
by w-a-tracks
| 2005-05-22 19:50