野生動物が残していった面白エピソ-ドから、真面目な話まで、様々な足跡を綴りました。      本サイトの掲載写真は許可無く転載、複製等固くお断り致します。すべての写真に著作権を有しています。


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トリモチ ②

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トリモチを取るにはどこの家庭にも必ずある『サラダ油』を使います。
…とは言っても、サラダ油がなかったので、今回はたまたまあった『オリーブ油』を使いました。

鳥の様子を見ながら、オリーブ油を羽に塗り、ガーゼでヌメヌメを取っていきます。

一通り塗り終えたら『ジョイ』で洗います。
『ジョイ』はCMでも流れている様に、【タンカーなどの油汚染での野鳥救護】で使っています。
鳥に負担を掛けずに油を落とせるからです。
とは言っても、小さな鳥です。極力少量で洗い流します。

洗い流した後は、体が冷えるのでドライヤーで乾かします。
すると、落ちきらなかったトリモチがドライヤーの熱で再度ベトベトし始め、羽と羽をくっつけてしまいます。

でも、仕方ない。一度に全てを落とせる位の量ではないのです。
嘴・肢にはハンドクリームを塗り、保護します。
コレを何度も繰り返すのみです。

途中、グッタリしてしまった時は、ブドウ糖やお薬を嘴に垂らし飲ませ、休憩。
数回繰り返すと、ようやく何の鳥か分かってきました。

【スズメ】ですね。
羽を広げたり、体温調節が出来るほどトリモチが取れ、餌をやるとパクパク食べてくれました。
『小さい体でよく頑張ったね!』と、声を掛け今日は一旦終了です。
………。
次の日、スズメの入っていた箱を開けると、力尽きているスズメを発見。
はぁ~。アレほど頑張ったけど、駄目だったか…。

でも、最初見たとき正直、『コレは駄目かも』と感じたのですが、1日頑張った。
その生命力には脱帽です。

『思う存分羽を広げて、大空へお帰り』
いつもの様に、埋葬し手を合わせました。
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by w-a-tracks | 2007-08-13 00:07 | リハビリ