カッコウ科の不思議
2006年 12月 29日
他に、ジュウイチ・ホトトギス・カッコウがいるのですが、この鳥達は非常に面白いのです。
図鑑などに写真が載っていますが、実は思っている以上に見た目が似ている為、区別が付け難い。
鳥に詳しい人は一目瞭然なのかも知れませんが、私には…(^^;)保護中のツツドリも実際は他の種なのかも知れません。
なので、鳴き声で区別したり、生息地域で区別したりするみたいです。
因みに、カッコウは河川敷・平野部『カッコー』・ホトトギスは森林性『トキョキョ…』・ツツドリは低山『ポポ…』ジュウイチは森林性『ジュウイチ』。
そして、有名なのが【托卵】
ヨシキリなどの巣に卵を産み、仮親鳥に育ててもらうのです。
子供の頃はズルイ奴だ!なんて思っていましたが、実は成功率や生存率は高くないようです。
とにかく、繁殖に関しては謎の多い鳥で、交尾はいつ?どこで?しているのか。鳴き声などの教育は誰が?どの様に??とか。謎だらけ。
そして、私が一番興味深いのは【容姿】です。
保護中の(ツツドリ)
愛鳥イギー(チョウゲンボウ)
ソックリだと思いませんか??飛翔姿も似ています。
ウチで保護しているツツドリは【赤茶色タイプ】なので、特に似ているのですが。(他にグレータイプがある)
チョウゲンボウ(猛禽類)に姿を似せ、敵に狙われないようにしているカッコウ科の作戦なのです。子供の頃の嫌~なイメージが、この鳥を知れば知るほど無くなり、今は面白い&もっと知りたいと感じています。