命の尊さとは…?
2006年 07月 08日
コミュニティーサイトの『mixi』で私が運営しているコミュの
☆野生動物救護☆で、先日こんな書き込みがありました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
箱根のあるホテルでツバメの巣が撤去され、巣の中にいたヒナが巣もろともゴミとして捨てられるという痛ましい事件が起きました。
http://blogs.dion.ne.jp/tateishi/
このブログの作成者はもちろん皆さんと同じく強い憤りを感じてはおりますが、現場のホテルをたたくつもりは一切ないそうです。
もちろん、このような心無い振る舞いは許されるべきことではないのですが、この事件を広く皆さんに知ってもらい、一人でも多くの方にもう一度命の尊さを見つめなおしてほしい(それが失われた命を無駄にしないことにつながる)との意図でこのブログは作成されました。ですので、その辺をどうかご理解いただければと思います。
生命は人間であろうとツバメであろうと軽い重いの差はありませんよね。どうしてこんな酷いことができたのか私も理解に苦しみます。けれど、これは紛れもない現実です。このような痛ましい事件が二度と起きないためにも、私達にできることは何か、そして今一度命の尊さを問いなおしてみませんか?
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
皆様にも何か感じて頂けたらと思い、私のブログにも載せました。
私が感じ、考えた事は…ホテル側の不手際を嘆くのでは無く、今後の対応策と命の尊さについてしっかり考え伝える事です。
私の意見は下記の通りです。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
ツバメはこの時期、割りと身近な野生動物です。
セッセと巣を作り、子育てをする姿は私達を癒してくれます。
でも、今回のホテルだったり、企業だったり、お店だったり…『可愛いね』と、言ってはいられない方も多いです。
お客様の上に糞が落ちてはクレームになるし、床は直ぐに汚くなるし…。
私の身の回りでもこんな事がありました。
職場の玄関先に5年前辺りから、春にはツバメがやって来て、巣を作り始めました。
私は、『あ~巣が出来たら良いな~。雛見たいな~。』
と、楽しみにしていたのです。
しかし、先生は巣材が壁に付くなり(壁に泥状のモノが付着した時点で)箒で落としました。
ツバメも負けじと、また巣材を付ける。
先生も負けじと落とす。
コレを繰り返し、ついにツバメは玄関に巣を作る事を諦め、いなくなりました。
しかし、翌年も、その翌年もツバメはやって来て、先生とのバトルを繰り返しては、諦めていなくなる事が数年続き、ついに今年は姿を現さなかったのです。
毎年『先生酷いな~…』と、思っていたのですが、今回この一件を知って、先生の行動は間違えではなかったのだと気付きました。
ツバメにとっては、一生懸命巣を作り、卵を産み、雛を育てている最中に巣を壊されずに済みました。
私達人間にとっても、糞の被害やクレームが来る前に阻止する事が出来ました。
そして、毎年繰り返す事でツバメは学習し、他の場所を求めていなくなりました。(きっと他の場所で巣作りをしている事でしょう。)
確かに、巣を壊し、雛を殺してしまう事は簡単な解決法です。
しかし、その行動は短絡的であり、また一時の解決法でしかありません。
先生の様に巣が出来る前に壊す事は、時間も労力も必要でしょう。
しかし、ツバメは命ある生き物です。
その位、どうって事は無いのではないのでしょうか?
毎年続けて…いずれツバメが諦めていなくなるのを待つ。
命を尊重しつつ、被害を回避する方法とは、
『先を見据えて、時間を掛けて行う事』だと、私は考えます。
☆野生動物救護☆で、先日こんな書き込みがありました。
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箱根のあるホテルでツバメの巣が撤去され、巣の中にいたヒナが巣もろともゴミとして捨てられるという痛ましい事件が起きました。
http://blogs.dion.ne.jp/tateishi/
このブログの作成者はもちろん皆さんと同じく強い憤りを感じてはおりますが、現場のホテルをたたくつもりは一切ないそうです。
もちろん、このような心無い振る舞いは許されるべきことではないのですが、この事件を広く皆さんに知ってもらい、一人でも多くの方にもう一度命の尊さを見つめなおしてほしい(それが失われた命を無駄にしないことにつながる)との意図でこのブログは作成されました。ですので、その辺をどうかご理解いただければと思います。
生命は人間であろうとツバメであろうと軽い重いの差はありませんよね。どうしてこんな酷いことができたのか私も理解に苦しみます。けれど、これは紛れもない現実です。このような痛ましい事件が二度と起きないためにも、私達にできることは何か、そして今一度命の尊さを問いなおしてみませんか?
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
皆様にも何か感じて頂けたらと思い、私のブログにも載せました。
私が感じ、考えた事は…ホテル側の不手際を嘆くのでは無く、今後の対応策と命の尊さについてしっかり考え伝える事です。
私の意見は下記の通りです。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
ツバメはこの時期、割りと身近な野生動物です。
セッセと巣を作り、子育てをする姿は私達を癒してくれます。
でも、今回のホテルだったり、企業だったり、お店だったり…『可愛いね』と、言ってはいられない方も多いです。
お客様の上に糞が落ちてはクレームになるし、床は直ぐに汚くなるし…。
私の身の回りでもこんな事がありました。
職場の玄関先に5年前辺りから、春にはツバメがやって来て、巣を作り始めました。
私は、『あ~巣が出来たら良いな~。雛見たいな~。』
と、楽しみにしていたのです。
しかし、先生は巣材が壁に付くなり(壁に泥状のモノが付着した時点で)箒で落としました。
ツバメも負けじと、また巣材を付ける。
先生も負けじと落とす。
コレを繰り返し、ついにツバメは玄関に巣を作る事を諦め、いなくなりました。
しかし、翌年も、その翌年もツバメはやって来て、先生とのバトルを繰り返しては、諦めていなくなる事が数年続き、ついに今年は姿を現さなかったのです。
毎年『先生酷いな~…』と、思っていたのですが、今回この一件を知って、先生の行動は間違えではなかったのだと気付きました。
ツバメにとっては、一生懸命巣を作り、卵を産み、雛を育てている最中に巣を壊されずに済みました。
私達人間にとっても、糞の被害やクレームが来る前に阻止する事が出来ました。
そして、毎年繰り返す事でツバメは学習し、他の場所を求めていなくなりました。(きっと他の場所で巣作りをしている事でしょう。)
確かに、巣を壊し、雛を殺してしまう事は簡単な解決法です。
しかし、その行動は短絡的であり、また一時の解決法でしかありません。
先生の様に巣が出来る前に壊す事は、時間も労力も必要でしょう。
しかし、ツバメは命ある生き物です。
その位、どうって事は無いのではないのでしょうか?
毎年続けて…いずれツバメが諦めていなくなるのを待つ。
命を尊重しつつ、被害を回避する方法とは、
『先を見据えて、時間を掛けて行う事』だと、私は考えます。
by w-a-tracks
| 2006-07-08 22:17
| 想う事